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🕰 時間の流れの速さを感じる子どもと大人の違い

🕰 時間の流れの速さを感じる子どもと大人の違い

子どものころ、1日が永遠のように感じた日々を思い出してみてください。夏休みが終わるのが遠い未来のようだったり、誕生日を待つ時間が長かったり。でも大人になると、時間があっという間に過ぎていく。その原因はなんでしょうか?千葉大学大学院人文科学研究院の一川誠教授によれば、この現象の背後には「代謝」が関係しているのです。

🌡 代謝と時間の感覚

一川教授によると、私たちの脳内にはある一定のペースで神経信号を発信する部分があり、これが時間の感じ方に影響を与えています。体の代謝が活発であるほど、この神経信号が早く蓄積され、結果的に外の時計の時間がゆっくりと感じられるとのこと。子どもの代謝は大人よりも激しいので、子どもは1日をゆっくりと感じるわけです。また、代謝は体温とも関係しており、子どもの体温が高いことや、代謝が変動する時間帯によっても、時間の感じ方が異なることが明らかになっています。

🧠 時間を知覚する不思議

驚くべきことに、人間は時間を感じる専用の器官を持っていません。光を感じる目、音を感じる耳、味を感じる舌がある一方で、時間を直接感じ取る器官は存在しないのです。しかし私たちは確かに時間の流れを感じている。この感覚の源泉や、私たちがどのように時間を知覚しているのかは、実験心理学、特に認知心理学の興味深いテーマとなっています。


あの頃の子どもの日々、時間がゆっくり流れていたのを懐かしく思い出しました。科学的な背景を知ることで、私たちの日常の中のささやかな不思議や驚きを再発見できること、本当に面白いですね。子どもの頃のゆったりとした時間を思い出しながら、大人としての時間の流れも大切にしたいものです。🕰💕

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