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🚂キハ40が北条鉄道に登場!東北の風を運んできた理由

北条鉄道は資金をクラウドファンディングで募った結果、2か月で1300万円を集めました。これにより、車内の照明や運賃表示板の改修が実現。そして、驚きの事実。その車両、キハ40は以前、東北で走っていた車両なのです。そのため、車輪近くの箱には雪を溶かす砂が、警笛には雪が入らないような蓋が。まさに東北の冬を感じさせる仕様がそのまま残されています。そして、車内はJRの路線図や座席も当時のまま。このレトロな雰囲気が多くの人々を魅了しているのです。

🚉北条鉄道の隠れた魅力

キハ40形だけでなく、北条鉄道には他にも多くの魅力が。各駅の駅長は、個性豊かなボランティアたち。その中には結婚相談を受け付ける駅長まで存在します。そして、鉄印帳という、駅でしか手に入らない特別な商品も販売。北条鉄道は、ただの鉄道ではなく、地域と人々との絆を深める場所なのです。

💰地方鉄道の現状と未来

北条鉄道も他の地方鉄道と同じく、経営が厳しい状況。しかし、加西市はこの鉄道を「観光の目玉」として、赤字補填を「市のPR対策費」と捉え、観光を結びつける方針。そして、市長は「赤字の負担が損失だとは思わない」と語っています。

🚆「キハを呼んだ男」とは?

北条鉄道の坂江大宗さんは、キハ40を導入したことから「キハを呼んだ男」と呼ばれています。彼はこの車両に対する深い愛情と興味を持ち、その運転技術や構造についても学んでいるそう。彼の言葉「この車両が走れなくなるまで、長く運転していたい」という情熱が、北条鉄道の魅力をさらに高めています。

🌟結びの言葉

北条鉄道は38年の歴史の中で、多くの困難を乗り越えてきました。そして今、キハ40を中心に新しい風を取り入れつつ、初めての黒字を目指して走り始めています。私も一人のファンとして、これからの北条鉄道の走りを暖かく見守りたいと思います。地域との絆を大切にしながら、新しい歴史を刻んでいく北条鉄道。皆さんも一度、その魅力を体感してみてはいかがでしょうか。

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